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意味のある勉強方法

こんにちは。個別指導塾ノーバス武蔵小杉校の大津山です。 私が大学受験をした時の話をします。 私は高校2年の秋から受験勉強を始めました。 周りの受験生と比べると、割と早い時期からの受験生活となりました。 中学1年の時からバレーボール部に入り、ほぼ毎日のように部活動に専念していたため、それまで学校の勉強はあまり真剣にやっておらず、成績はいつも真ん中くらいでした。 そんな私に突然勉強の毎日がやってきたわけです。たいていの人がそうであるように、やり始めれば集中して勉強する方ですが、根っからの勉強好きではなかったため、勉強の日々に全く楽しみを見出せず、友達としゃべる時を除いては、ただ辛いだけの毎日でした。 そんな日々が続き、高校3年生になりました。 いよいよ周りも受験ムードになってきて、各々自分が進学したい大学を目指して必死に勉強するようになりました。 その頃の私はというと、予備校に通い授業は受けるものの、自分の身になっているという実感はまるでなく、ただ予備校に行って授業に出て、意味も分からず板書をし、帰宅する。 勉強の楽しさなんて感じるはずもなく、今思うとどれだけ時間を無駄にしていたのだろうと思います。 しかし、無駄に時間を過ごす私にも転機が訪れました。 春になって、今まで通っていた予備校をやめて、少人数の予備校へ転塾しました。 そこでは生徒ひとりひとりが意思を持って、勉強に意欲を持ち、勉強を強制されることなくむしろ楽しんで学んでいるようでした。 私は衝撃を受けました。 勉強はただの辛いものだと思っていたからです。 その予備校には、公式を暗記するな、意味を考えて解け、と口をそろえて毎日のように生徒たちに言う先生ばかりいました。 実際授業を受けてみると、なるほど、確かに公式は全て導けて自分で作れるものだと証明する内容ばかりでした。 今まで必死になって公式や解き方を暗記しようとしていた自分がばからしくなってきました。 それからというもの、私は意味を考える勉強を始めました。 分からない個所が出てきたら積極的に先生のところに質問へ行くようになりました。 そうすると、不思議なもので、だんだんと勉強に意欲もわき、楽しく毎日を過ごし始めたのです。 同じ予備校のクラスの子達で、一つの問題を討論し合って1時間ほどかけて解決したり、それでも分からないときは他の友達を呼んだりし、みんなで楽しみながら受験生活を送りました。 私が受験生活で学んだことは、暗記よりも意味を考えて勉強することの重要さです。 意味を分かった上で学ばないと、頭にも入らないし、いざ解く時に使えないと実感しました。みなさんにも意味を考えて勉強してもらいたいし、ノーバスで教えている生徒にも勉強の楽しさを知ってもらえたら嬉しいです。

[2011-12-05]

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