武蔵小杉校 からのお知らせ:
やる気とは
ノーバス武蔵小杉校の垣本です。今日は「やる気」について書きたいと思います。 ところでいったん話は変わりますが僕は大学で経営学というものを勉強しています。簡単に言うと会社において、どうやってもっと働いてもらうか業績を上げるにはどう人に働いてもらうのが良いかということを勉強する学問です。 その教科書である「社長のための経営学」という本で面白い1節を見たので皆さんに紹介します。 それは 「企業の活力ある状態とは、トップ→経営戦略→組織→製品→環境→成果→企業文化→トップ・・・というように全経営過程に好循環がおき、トップから一般従業員までが環境変化に対してたえず挑戦意欲を燃やし、創造性を発揮して対応し、その結果、その企業が市場で強い力を発揮している状態をいう。経営者による企業の活性化とは、経営者が新製品開発などをトリガーにして、企業の全経営過程にこの好循環を引き起こすことである。この企業の活性化によって、企業成長は支えられる。」 とありました。 皆さんの中には何を言っているのか良くわからない人もいるかもしれないので簡単に説明したいと思います。つまり会社がいい状態であるということは社長が考えた計画がうまくいき会社の雰囲気がよくなりまた社長の計画がうまくいきやすくなる事であり、それを繰り返し行うことで働いている人もやる気を出して会社の人たちが全員がんばろうとしている状態のことを言います。 さてじゃあそれをみなさん個人の中でまとめるとどうなるでしょうか?つまりあなたの状態がいいとはどういうことですか?勉強でも部活でも趣味でも何でも良いです。あなたが好きなことを思い浮かべてください。 それがうまくいくために何をしますか?たとえば勉強であればテストで80点を超えるために何をしますか?部活でレギュラーをとりたいと思ったときに何をしますか?それらがうまくいくことが目標になってどうすればいいかということが計画になるということは皆さんお分かりですよね? 今言った目標と計画は先ほど書いた企業の例に戻すと目標というのは書いていないですが大抵の企業においてだと利益を出すということになります。次に計画、それは鍵カッコの中だとトップと経営戦略にあたります。 つまり皆さんは一人ひとり自分という会社の中の社長です。それでその会社をうまくいかせるためには最初は小さな目標でもいいのです。それをうまくいかせることができればあなたという会社の雰囲気も良くなりあなたのやる気も出て次の計画もうまくいくようになります。 以上のことからやる気というのは最初から必要なわけでもありません。小さな目標を立ててそれを達成するだけでも満足感はうまれてきてそれがやる気につながります。 いきなり「100点をとる!!」そんな無茶な目標を立てる前にまずは「前回は60点だった。それなら今回は70点を目指そう!!」そんな目標からはじめてみてください。達成できそうな目標でもやっぱり達成できるとうれしいものです。その「うれしい」という気持ちがあなたの次の目標に対するやる気につながります。
[2012-02-25]