武蔵小杉校 からのお知らせ:
「イスラムって実はこんなに素晴らしい!」
みなさんこんにちは。ノーバス武蔵小杉校、講師の岡田です。
僕は社会科の担当なので社会科に関する話を。といっても勉強法ではなく、僕の好きなものの話です。
皆さん、イスラムと聞くとどんなイメージがわくでしょうか?たぶん、「テロ、過激」などと思いつく人が多いでしょう。2001年9月11日以降そういったイメージを日本人の多くが持ってしまい、その考え方が皆さんの頭の中に根付いてしまったことは、しょうがないことかもしれません。しかしそれだけがイスラムではないことを今日は知ってもらいたいと思います。
高校で世界史を習った皆さんは、イスラムの文化というものを学んだことと思います。実は、いま私たちが使っているものにもイスラム起源のものはたくさんあります。たとえばアルコール、アルカリなどといった言葉はイスラムに起源をもちます。そして中世のイスラム文化は世界の最先端をいっていました。こんな逸話があります。「一人の足を負傷した兵士がいました。彼をヨーロッパに連れて行き医者に見せると足を切られる。けれどもイスラムの医者に見せればちゃんと手術をしてくれた。」こう言われるほどに中世のイスラム文化は発達していました。そして16世紀末サファヴィー朝の都になったイスファハーンは「世界の半分」といわれるほどの大都市だったそうです。もっともっと話したいことはありますが、今日はこの辺で。皆さんにも社会科をやっていけば、必ず好きな分野がみつかるはずです。地理でも、歴史でも公民でもどれでもいいです。「鎌倉時代が好き!」でもいいです。更に狭く、「頼朝が好きでたまらない!」でもなんでもいいです。好きになるのがまず一歩です。得意な人はそこからさらに深めていってください。苦手な人はこれだけは誰よりも知っているというところをまずつくってみてください。そこから少しずつでも社会科が苦ではなくなればと思います。また一緒に社会科を楽しく学んでいきましょう!
[2012-06-22]