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好き嫌い

こんにちは。ノーバス武蔵小杉校講師の小川です。

突然ですが、皆さんは学校の授業においてどの科目が好きでまたどの科目が嫌いでしょうか?数学、国語、社会、体育、音楽… 多くの方が好きな科目、嫌いな科目を持っていると思います。好きと思うか嫌いと思うかで勉強の作業能率は大きく変わってきます。つまり、好き嫌いは多くの場合得手不得手に直結しているのです。特に、嫌いな科目ではより深く関わってくるので厄介です。僕自身の例でいうと、初めは「記号の羅列で分かりにくいからなんとなく化学は嫌い」だったので他の科目に比べて勉強しなくなり、当然「できないから嫌い」となり、その後は「嫌いだからできない、できないから嫌い…」の負のスパイラルです。その結果、僕は理系科目から逃げるようにして文系になったのですが、自分の可能性を自分で狭めたようなものなので、今となってはもったいなかったという気がしています。「嫌い」を一気に「好き」にするのは難しいと思いますが、嫌いな科目であっても、ある程度問題を解くことができたらこの負のスパイラルは回避できます。つまり、嫌いな科目とどう向き合って仲良く付き合っていけるかが大切なのです。


ここまで嫌い嫌いと書いてきましたが、「好き」の力もとても大きなものです。ノーバスの生徒さんたちも自分の好きなことの話をするときは目を輝かせながらとても楽しそうに話してくれます。好きなものにかけられる情熱は計り知れません。得意科目が一つでもあると、受験においても大きなアドバンテージになるので、好きな科目はどんどん伸ばせるよう継続して勉強を続けてください。


まったく話は変わりますが、好き嫌いは社会に出てたくさんの人と付き合っていくうえでも関わってくることです。これは僕の祖父が教えてくれたことなのですが、自分が嫌いな人というのは自分とはそりが合わない人であり、自分とは違った思考・考え方を持った人です。そのような人たちと上手く付き合っていくことで自分も新たな考え方が手に入り、視野が広がり、成長していくことができるのです。つまり、ただ「嫌い」だからといって、頑として向き合わないことは自分にとってもったいないことなのです。

[2012-07-02]

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