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武蔵小杉校 からのお知らせ:

勉強は計画的に!

こんにちは。ノーバス武蔵小杉講師の高井です。
夏休みももう終わりとなりました。皆さん充実した夏休みを過ごせましたか。
「夏休みの宿題がまだ終わってない!」という生徒さんがちらほら見受けられます。夏休みの宿題は遅れても先生に怒られるだけですが、受験勉強の場合はそんな呑気なことも言ってられません。せっかくですので、今回は勉強の計画の立て方についてお話します。

僕の経験上、2つのコツがあります。ご参考にして下さい。

①計画はできる限り詳細に決める
「今日は数学」「明日は国語と社会」という具合に、日にちと教科を大まかに決める人がいますが、これは曖昧過ぎます。もはや計画とは言えません。
計画とは、計画表を見て、何も考えずに手を動かせるものであってはじめて意味があります。仮に上に挙げたダメな計画に基づく場合、「今日は数学をやろう!・・・で、数学の何をしようかな・・・」という状態に陥ります。
ですので、計画はできる限り細かく決めましょう。
「今日は数学の宿題プリントの『因数分解』を第5問から第10問まで」「明日は英語のワークの『不定詞動名詞』の分野をp15からp20まで」といった具合です。

②計画は焦り過ぎない

さて、教科書やワーク、参考書をパラパラめくりながら、綿密な計画を立て、勉強を開始した皆さんは早速壁にぶつかります。
「勉強が予定通りに進まない!」
僕もそうでした。計画を立てるときはやる気に満ち溢れていて、完璧な予定表が出来上がります。しかし、いざ勉強に取り掛かるとツラい。1週間を過ぎた頃から計画に遅れが出始め、1か月後には計画の立て直しです。
これは僕を含め、皆さんの根性が足りないことが原因なのでしょうか。
違います。やはり計画の立て方が良くないのです。
この失敗は、冷静に考えてみれば当然のことです。やる気に満ちている状態で作り上げた理想的な計画表は、どれだけハードルが高いか、達成が困難であるかは容易に想像できます。いわば、100メートル走のペースでフルマラソンに挑むようなものです。継続できるわけがありません。
では、どのようにすれば良いのか。ポイントは「焦らず、怠けず」です。
僕の場合、まず始めに完全無欠な計画表を作って、次にそれをバッサリ半分に、つまり1日あたりの量を半分にして期間を2倍にしていました。
僕の方法は多少大胆ですが、肝心なことは勉強を継続させることです。
勉強の計画は、達成することそれ自体に目的があるのではなく、計画を達成する過程で勉強内容を身につけることに意味があるのですから。
高井裕史

[2012-09-03]