公式サイト限定キャンペーン

武蔵小杉校 からのお知らせ:

メディアリテラシー

こんにちは、講師の小川です。二月も下旬にさしかかり寒さに拍車がかかる今日この頃ですがみなさんいかがお過ごしでしょうか。


先日、某アイドルグループの娘が丸刈りで謝罪する様子を動画サイトにアップして話題になっていましたね。その行動の是非に関してはいわばどうでもいいことなのですが、この情報が各報道番組でニュースとして取り上げられていたことには驚きました。ワイドショーならばともかく、報道番組で発信するに値するニュースだとは思えなかったからです。このように、情報は一方的に発信され、その情報の取捨は各人に委ねられます。そこで、今日はメディアリテラシーについて書きたいと思います。


メディアリテラシーとは、情報メディアを主体的に読み解き、その真偽を見抜き活用する能力のことです。学校の授業でこの説明を受けた人もいるかもしれません。昨今では情報を得るツールも増え、社会は情報で溢れ返していると言っても過言ではありません。その情報を鵜呑みにするだけでなく、自らで考え咀嚼しなおすことが必要なのです。メディアは当然真実を伝える機関であるべきですが、それを歪めた形で報道することも多々あり、また報道各社にとって都合の悪いような情報は報道しないことすらあると思います。


特に選挙前などはそれが顕著になり、メディア戦略が繰り広げられます。一人の政治家を必要以上に攻撃するなどして、その政党のイメージを悪くすることなどが挙げられます。断言することはできませんが、各新聞社やテレビ局にとって都合のいい政党に票が流れるように扇動しているのかもしれません。


そこで、このようなニュースを見たり聞いたりしたときに、僕はもう一度自分で考え直すようにしています。皆さんも携帯やテレビ、新聞などでニュースを目にするとき意識してみてはどうでしょうか?

[2013-02-21]