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武蔵小杉校 からのお知らせ:

◇市立川崎高校付属中学校の受験について◇

市立川崎中学校が新設されて、来年で3年目になりますね。


今年も数名の保護者の方に市立川崎中受験についての相談を受けました。


公立の中高一貫校ですので、 『授業料がかからない』 『新設校で学校設備が充実している』 などのメリットはありますが、大切なのは6年間過ごすお子さんのタイプに合うかどうかです。


まず、お子さんが市立川崎受験に向けて頑張れるどうかのチェックポイントを上げてみます。


◎自分から「受験をしたい」と言っている。


これが大前提です。

学校見学や文化祭などに行ったり、受験のきっかけ作りをしてあげるのは保護者の方で良いでしょう。

しかし、本人の気持ちが無いのに、親の希望だけで受験勉強をさせてもうまくいきません。 



◎本が好き。


市立川崎中など中高一貫校の適性試験は問題の文字数がとても多いです。

計算が速いなど数的処理の能力も必要ですが、本をたくさん読んでいる子の方が問題が何を聞いているのかを掴むのが速いので、適性試験に対応する能力が高いです。

また作文があることも考えると、読書によって語彙力を蓄えておくことが大切だと考えます。


 

◎学校生活を大切にしている。

面接の配点も高いですので、小学校での授業を大切にすることはもちろんのこと、クラブや係の活動などにおいても積極的かつ協調性を持って臨んでいくことが大切です。 

また将来のなりたい自分像もあった方が理想的です。



◎苦手教科をなるべく作らない。

適性試験では算数・国語だけでなく理科や社会の知識もあったほうが有利になります。私立中高一貫校に比べればそこまで難しい問題ではないですが、理科や社会についても小学校の勉強をしっかりとこなしていくことが大切になります。 


◎ 「勉強しなさい!」と親からしつこく言われない。

つまりそれだけ積極的に学習していくお子さんでないと入試突破は簡単ではないということです。

勉強をやらされるのではなく、自ら進んでやるという方向に持っていけるかどうかが大切ですね。

[2015-03-15]