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問題集の上手な使い方

こんにちは。ノーバスの沙魚川(はせがわ)です。
先日「問題集を使って勉強をしているけれど、なかなか点数があがりません」というご相談を受けました。
詳しく話を伺うと、その生徒は、問題集を終える度に新しい問題集を購入するということを繰り返していたそうです。
そこで私は「できなかった問題の解説をよく読んで、解き直しをする作業をしていますか?」と訊きました。
すると「やっていない」という返答でした。

これはよくやりがちな誤った勉強のやり方です
勉強とは「わからなかった問題」「できなかった問題」を自力で解けるようにすることです。「できる問題」だけを何度もやっても(正答率を高めることはできますが)、大幅に点数を伸ばすことはできません。

繰り返しになりますが、できなかった問題を自力で解けるようにするまでが勉強です。

以上を踏まえて、効率的な問題集の使い方を学びましょう。


①問題集の問題を解くときに、問題の横に必ず日付を書く(復習のタイミングの目安の参考になります)。

②問題を解いた後に


◎(時間をかけずに解いて正解できた)
○(正解できた)
△(間違ったけれども考え方はあっていた。ケアレスミス、惜しいミス)
×(間違えた。解説を読んで理解できた)
××(解説を読んでも理解できなかった)

③××の問題は学校や塾の先生に質問して、まず理解できるようにする。◎と○以外の問題は1週間以内(ただし2~3日はあけること)に解きなおして、自力で解けるようになっているか確認すること。

④2回目も正解できなかったときはもう一度解説を読んでさらにまた解き直しをする機会をつくる。自力で解けるようになるまでこれを繰り返す。

以上のことをやるのは大変です。
でもとても効果のある勉強のやり方です。

塾では③④の段階をスムーズに終えるためのアシストもできますから安心してくださいね。

[2019-06-14]

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