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基本から始める数学Ⅲの勉強法

こんにちは。



本日は数学Ⅲについて書きたいと思います。



 



 



〇理工系や医系の大学入試では、数学Ⅲの配点率が高い。



 



数学の教科書はⅠ、Ⅱ、Ⅲ、A、Bの5冊あり、大学入試の範囲はこれら全てになりますが、配点は均等にはなりません。5冊の中でも数学Ⅲの出題率が最も高く、比較的配点の少ない大学でも3割以上あり、高いところでは7割以上を占める大学もあります。つまり、数学Ⅲの問題がどれだけ正解できるかが合否を決めてしまうと言っても過言ではないのです。



 



 



〇合否の鍵となる教科なのに、対策がギリギリになってしまう。



 



一部の私立中高一貫校を除くと、ほとんどの学校が入試日程ギリギリで数学Ⅲの教科が終わります(全て終わらなかった、という話もしばしば耳にします)。



それもそのはずです。ⅠAⅡBに比べて格段に難易度が高いにも関わらず、多くの学校(特に公立高校)では、3年生になってから初めて数学Ⅲを扱うので、終わらないのも当然です。今年(2020)については新型コロナウィルスの影響もあり、例年以上に学校の授業スタートが遅れるので、「教科書が入試までに終わらなかった!」という学校が続出するのではないでしょうか。



 



 



〇難易度は高いが、結局は数学ⅠAⅡBの応用



 



難易度の高い数学Ⅲですが、これまで学習してきた内容の総合になります。具体的には、「関数」「図形と方程式」「指数・対数関数」「微積分」「三角関数」「ベクトル」「数列」がどれだけ理解できているかが鍵になります。



また、計算も典型例題もやや難解で手間も煩雑なのですが、「問題集や参考書とほとんど同じ問題が入試で出題された!」ということが頻繁にあるのも数学Ⅲの特徴です。つまり、解法のパターンさえ覚えてしまえることがそのまま得点に繋がるので、努力すれば必ず報われる教科でもあります。



 



 



〇おすすめ参考書



 



初学者・予習向け>の参考書を紹介します。数学Ⅲを未習の方や苦手意識の強い方はまずはここから始めてみてください。



 



教科書の説明がわかりにくい!という方は代わりにこれを読んでください。



「初めから始める数学IIIPart1 改訂6   馬場 敬之 」https:



 



数学Ⅲの内容が頭に入ったら、演習に入ります。内容理解は半分程度できれば大丈夫です。演習しながら身に着けていきましょう。



 



教科書レベルの例題+入試問題基礎の演習教材は



 



「荻野の勇者を育てる数学III   荻野 暢也 」https:



 



または



 



「よくわかる数学III問題集 (MY BEST)   山下 元 」https:



 



のいずれかをお勧めします。

[2020-04-23]

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