武蔵小杉校 からのお知らせ:
令和7年度大学入試について
こんにちは。ノーバスの沙魚川(はせがわ)です。
令和7年度、大学入試が大きく変わります。
これは令和4年度からの高校の教科書改訂と学習指導要領の変更に伴うもので、現中学校3年生から関係してくることになります。
大きな変更としては、
・「情報」の受験科目化
・数学の科目改変。現行の数学ⅠⅡⅢABから数学ⅠⅡⅢABCへ変更
・地理歴史、公民の科目改変→「現代社会」が廃止。「公共」という科目が登場。地理、歴史も教科名が変更
他、指導要領の変更に基づいて傾向なども変化します。
「まだ先の話ですよね?」
「大学受験の前に高校受験の方が心配です!」
というのが、現中学校3年生(及び保護者の方)の本音だと思いますが、このことを念頭に置いて、高校選びをしてほしく思います。
令和3年度入試で共通テストが初めて実施されました。試行テストなどもありましたが、どんな問題が出るのか過去問もないので各学校、塾、予備校も手探りの状態でした。そのため、一般受験よりも「学校型選抜入試(指定校推薦)」「総合型選抜(AO入試・公募推薦)」を希望する生徒が激増し、一般受験も安全志向が働き、最難関校の倍率が下がり、中堅の難易度が上がりました。
また、大学付属校や系列校でも内部進学の割合が増えました。
※現高校1年生も、浪人を避ける傾向が強まり、同様の状況になります。
同じような事態が発生する可能性は極めて高いです。
一般受験ではなく、推薦で大学進学をしたい生徒は、自分の実力よりやや低い学校に進学したほうが、推薦枠がとりやすくなります。
また、指導要領の変更を考えて、付属校や系列校、提携校の人気が例年以上に高まると予想できます。少し余裕がある学力状態で受験に臨みましょう。
ノーバスでは進路に関するご相談も承っておりますのでお気軽にご相談くださいませ。
[2021-10-11]