武蔵小杉校 からのお知らせ:
推薦入試での大学合格を目指す高校1年生へ
こんにちは。ノーバスの沙魚川(はせがわ)です。
現中学校3年生から、高校の指導要領が変わり、それに伴って共通テストに幾つかの変更点があります。
なんだ、自分たちには関係のないことじゃないか、と思う高校1年生が多いと思いますが、そんなことはありません。自分たちの大学受験に大きな影響を及ぼします。
どこにも合格できなければ浪人することになります。浪人すれば新指導要領に基づいた受験をしなければなりません。移行措置がないわけではありませんが、浪人することの不安やリスクが例年以上に大きくなります。
そのため、浪人を避ける傾向が大きくなります。早い段階で進路を確定したいと思う受験生が多くなり、例年以上に推薦入試(学校選抜入試、総合型選抜入試)での受験を希望する生徒が増えます。そのため、例年の水準以上の成績をとらなければならなくなります。
さらに一般受験においても冒険を避け、最難関大学の倍率が下がり、中堅大学の倍率が高くなると予想されます。
共通テスト導入前年度の2020年度入試では、国公立大学の倍率が前年比-10%前後、またはそれ以上下がった大学が多くありました。早慶も学部にもよりますが、減少しました。その一方で日東駒専が+10%前後倍率が上がり、模試でA判定をとっていた受験生でも不合格を貰ったというケースが多くみられました。
学校選抜(指定校推薦)の際に必要になる評定は、3年生の1学期(9月末)で確定します。つまり、評定の7~8割は1、2年生で確定します。もっと言えば1年生終了の段階で4割が確定します。1年生でコケてしまうと取り返すのがかなり困難になります。
高校入試では、公立の学校では3年生の内申が2年生の評定の2倍になったり、私立の受検だと3年生以外の成績が関係なかったりする学校が大半なので、3年生のがんばり次第で逆転は可能でした。
一方大学受験で推薦での合格を狙う場合は、3年生で逆転、挽回を狙うことはかなり困難になります。
高校1年生で、出足でつまずいた生徒もいるかもしれませんが、何とかまだ間に合います。
まずは最後の学年末試験で結果を残し、2年生への弾みをつけましょう。
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TEL 044-431-1386
はせがわ まで
[2021-12-18]