武蔵浦和校 からのお知らせ:
【生徒1人1人に合った塾選び】
春休みも始まり、いよいよ新学年のスタートも間近です。 この時期は塾選びをされるかたも多いかと思います。 僕自身も小学生、中学生、高校生の時に新学年スタートと同時に公文やチャレンジや進学塾や予備校など色々な事を始めました(中には親の勧めでほとんど無理矢理通わされたものもありましたが・・・。) では生徒さんに合った『塾』とはいったい何でしょうか? まず『塾』は一般的に3つのグループに分けられます。 「集団指導塾」・・・講師1人が生徒10~20人を指導する(もう少し少人数のところもあります) 「個別指導塾」・・・講師1人が生徒1~3人を指導する 「家庭教師」・・・講師1人が生徒1人を指導する では、それぞれのメリット・デメリットを比較してみましょう。 ◎集団塾のメリットは、入試に対しての情報量と生徒間での競争意識の働きです。もちろん徹底したカリキュラム管理なども挙げられます。(塾によって公立に強い・私立に強いカリキュラムのタイプがありますの。) 逆に集団塾のデメリットは、授業がカリキュラムに従って進んで行きますので、理解度の遅い生徒は「分からないまま先に進む」危険が考えられます。特に苦手科目に関しては演習量が足りずに「あやふや」なまま先に進んでしまうケースは良く見受けられます。 また、講師の質は教室・クラスによって「あたりはずれ」がありますし、夏期講習やオプションの講座によって年間での授業料・コストが上昇することもあります。 ◎家庭教師のメリットは、生徒の理解に合わせて指導が行われることにあります。 また、家庭まで講師が来てくれるため、通塾の時間のロスやお子様が事故や事件に巻き込まれる危険が少ないこともメリットです。 しかし家庭教師のデメリットは、料金が高いことでしょう。 知り合いの大学生に家庭教師を頼む場合などは費用は少なくなるでしょうが、入試に対する情報に関して後手を踏む事も考えられます。 ◎個別指導塾のメリットは? これは、家庭教師と基本的に同じです。 授業は生徒ひとりひとりに応じた「オーダーメイド」で行えます。 ただし、デメリットは個別指導塾の種類によって異なります。 1人の先生で2~3人の生徒を指導している場合、個別指導とはいえ集団塾と同じように「分からないまま先に進む」といった事が起きかねません。 また先生の質などは在籍講師数にも左右されます。 ですので同じ系列の塾でも各教室によって差が大きいことがありますので広告を見ただけでは判断できません。 教室の雰囲気や自習スペースの充実度合い、教室長や講師の考え方や相性など、どれも百聞は一見に如かずです。 ですのでこれは全ての塾や予備校選びに共通して言える事ですが、実際に教室見学をして体験授業など受けられるのが一番の判断材料になります。 それぞれの『塾』には一長一短があり、すべての条件を兼ね備えた「理想の塾」は残念ながら存在しません。 しかし、生徒さん1人1人に合った塾は必ずあります。 これからの「勉強の仕方」を考えられている方は春休みに色々なタイプの塾の体験授業を受けてみてください。 そして保護者様から見て安心できる塾。生徒さんが「これなら頑張れそうだ」という塾を探してみてください。
[2011-03-28]