大船校 からのお知らせ:
新元号
こんにちは。
今日の話題といえば、新元号の発表しかないですよね。
平成に代わる新しい元号は『令和(れいわ)』に決まりました。
これは確実に、新学期最初の社会のテストで、時事問題として出題されると思われます。しかし、その時にはすでに元号が変わっているので、「今の元号はなんでしょう?」と、ここまで簡単な問題ではないと思います。
そこで予想されるのが、「新元号『令和』は何から引用されたか」という問題。正解は「万葉集」です。
さらに発展させれば、「新元号の引用元となった万葉集は何時代に作られたか」という問題も考えられます。こちらの正解は「奈良時代」です。
もっと広げると、「万葉集に収録されている有名な歌人は誰?」 答え「柿本人麻呂、大伴家持、山上憶良」、「万葉集は和歌集ですが、最初の勅撰和歌集は何?」 答えは「古今和歌集」
こんな風に、歴史の用語というものは一つ一つが独立してあるのではなく、いろんな用語と関連して存在します。バラバラに覚えるのは大変ですが、関連付けて覚えると記憶も定着しやすいです。また、今みたいに「新元号」というお題だけで多くのことを同時に復習することが出来ます。時代ごとに覚えるだけでなく、同じジャンルなら時代を超えて関連付けて覚えるのがおすすめです。
[2019-04-01]