勉強法について②

この前、勉強法について少し解説しました。今回は、目標設定についてです。勉強に限らず、目標を掲げて頑張ることは大事です。人間何の目的もなくダラダラやるよりも、こうなりたいという意志を強く持ってそれに向けて頑張るほうが、成功の確率はずっと高いでしょう。

ですが、目標の設定法にもコツがあります。まず、抽象的で長期的な目標と、具体的で短期的な目標の両方をそれぞれきちんと立てること。例えば「〇〇高校に合格するぞ!!」という目標は長期的なものですが、そのために「期末テストで○○点以上を取る」とか「一日何時間勉強する」といった、すぐに達成しやすい短期的なものを達成してゆくこと。長期的な目標だけを掲げて、いざ頑張ろうとしてもすぐにさぼってしまって三日坊主、なんていう経験はありませんか?毎日簡単なことを目標にする方が、達成感が得られやすいと思うのでお勧めです。

それともうひとつ、学習の動機は不純な方がうまくゆきます(笑)私自身「人のために頑張れる大人になろう」とかなんとか壮大な目標を掲げて勉強していたころは、三日と経たずさぼってしまいましたが、「クラスの○○に負けるのは癪だから勝てるように頑張ろう」とか「あの先生は気に入らないからテストで見返してやろう」とか、若干不遜なことを考えていた時の方がうまくゆきました。何でもいいので、ちょっと不純な目標を立ててみるとうまくいくかもしれません。

[2021-11-29]