王子校 からのお知らせ:
白い息のお話
こんにちは。講師の田口です。
寒くなると息が白くなりますよね。冬の常識ですね。
でも、とっても寒いのにこの常識が成立しない場所があるんです。
ズバリ!「北極・南極」です。
北極や南極はものすごく寒いのに息が白くならない!
なぜでしょう?!
息が白くなるには2つの条件がそろっていないといけません。
1つ目は外の気温が体内の気温よりずっと低いこと。
2つ目は水蒸気が付着するための「核(チリやほこりや目に見えないゴミなど)」があること。
です
息が白く見えるのは「核」に「水蒸気」がくっついて水滴になるからです。
空気がきれいすぎる場所では2つ目の条件である「核」が存在しません。
なので、口から出た水蒸気が水滴になれないので白く見えない
ということなのです。
不思議ですね~!面白いですね~!
こんなところから理科に興味を持っていくのもいいですね!
[2013-03-23]