大宮東口校 からのお知らせ:
大学受験の選択科目について
講師の小沢です。
昨年度から、国公立大学を目指す文系の受験生は一般的に、理科基礎を二科目選択することが必要となりました。
多くの文系受験生は、暗記要素の強い生物基礎や地学基礎を選択していますが、私がお勧めしたいのは『物理基礎』です。
「なんで物理??」「物理とか一番苦手だったのに」という気持ちはよくわかります。
実際、私も高1のときは物理が大の苦手で、物理の学年末テストはたったの7点でした。
なので、理科基礎は当初、暗記要素の強い生物基礎と地学基礎を選択しました。
しかし、地学基礎が全然面白くなかったので、地学基礎の勉強を後回しにしてしまっていました。
その結果、高3の9月のマーク模試で18/50点しかとることができませんでした。
このままではまずいと思っていたときに、友人が「物理基礎は案外簡単だよ」と教えてくれたこともあり、地学基礎を諦めて物理基礎で勝負しようと決めました。
その結果、センター試験本番では、実質1か月だけしか勉強していないにもかかわらず物理基礎で46/50点を取ることができました。
なぜ、あんなに物理が苦手だった私が物理基礎で高得点を取ることができたのか、それは、上位科目の物理とは違い、物理基礎は発想力や思考力は全く必要ないからです。
さらに、物理基礎は、生物基礎や地学基礎に比べて圧倒的に暗記量が少ないことも挙げられます。
もしも理科基礎の選択に悩んだら、物理基礎という選択肢も是非考えてみてください。
[2015-09-09]