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大宮東口校 からのお知らせ:

勉強の仕方の基本!効率的な学習方法とは?Vol.2



【勉強の基本②:授業の受け方編】

授業は復習を中心に


授業に関しては、担当の先生がそれぞれ指示するとは思いますが、全般に言えることは、「授業は復習を最も大切にすべき」ということです。
授業の内容をしっかり理解するために、あらかじめある程度の知識を確認しておくこと、つまり予習はとても大切です。
しかし、授業の最終目標は「授業内容を理解し、自分で使えるようにすること」です。ですから、授業中に分かったことがちゃんと身についているかを確認するのが最重要の工程になります。そして、それが復習というわけです。

復習で気を付けることとは?
これまで何度も述べてきているように、まず大事なのは基本事項です。今日の授業のなかで「ここは絶対押さえないといけない」という事項は何かを考えてみましょう。もちろんそれが複数あっても構いませんし、全部大事と思うならそれでも構いません。
重要な基本事項がわかったら、まず理解し、次に徹底的に覚えていきます。そのあとで、自分が理解できたか確認するために、具体的な用例を見たり問題を解いてみましょう。教科書の例題や練習問題を解くといいですね。
ここでは基本事項の使い方も確認してください。使い方が分かれば、類題に対応する力になります。広く言えば、この基本事項の使い方も暗記の対象と言えます。
使い方の引き出しを増やしておいて、問題を解くときに最適なものを選ぶ方が素早く対応ができますよね。これが、演習の効率を上げるコツです。演習については、基本③で詳しく紹介します。

予習と授業中について
復習について説明したので、次は予習と授業に関してですが、ここで特に言いたいことはたったの2点です。

・予習で分からないところをはっきりさせておくこと
・授業を聞いてもなお分からないところがあれば、積極的に先生に質問し、その日のうちに自分なりの理解をすること
1点目が必須なのは、これがそもそも予習の目的であるからです。予習で分からなかったところは特に集中して、予習で分かっているところは再確認のつもりで授業を聴くと、内容の理解が深まります。
2点目は特に大切です。分からないところを放置すると、結局あとで同じところをつまづきますから、早めに解決するのが大事です。
また、再びつまづいても大丈夫なように、分からなかった箇所の説明を自分でノートなどにまとめてみることをお勧めします。こうすれば、あとでノートを見返したときにすぐ理解ができますし、自分の言葉でまとめなおすことで、頭に残りやすくなります。
先生によって授業の仕方は様々あると思いますが、この2点を守って、サボらずにいれば、少なくとも教科書レベルの内容は網羅できるはずですので、予習・授業の段階ではこれで十分だと思いますよ!

【勉強の基本③:演習の仕方編】
基本①②では主に初めて学ぶことに対しての勉強法を解説してきました。次に説明する基本の③は知識のアウトプット、演習についてです。


多くの人が、演習の時に問題集を使うと思います。ここで陥りやすいのが、「ただ問題を解くだけ」になってしまうことです。これは非常にもったいない!何も意識せずに問題を解いているだけだと、せっかく時間をかけて解いた問題が頭に蓄積されていきません。さらに経験が蓄積されていかないと、一つ一つの問題にゼロから取り組まないといけなくなり、効率が悪いです。
経験を積むというのは、単にたくさんの問題を解くということではありません。解いた問題を頭に入れて、次に生かせる状態にしておくことです。
問題を解くときは、「この問題から何か学び取ってやろう」という意識を持って取り組みましょう。では、具体的に何を学び取るのか?
それは、「問題の基礎になっている基本事項」と、「答えにたどり着くまでの論理」です。この説明だけでは抽象的でわかりにくいので、次の項から具体的に説明していこうと思います!

すべての問題は基本事項からできている
2回目になりますが、すべての問題は実は基本事項から出来ています。問題を見たら、まず基本事項に分解してみましょう。次に、その基本事項をどう使うのだったかを考えてみます。
自分が過去に解いたことがある、その事項を使う問題についても考えてみましょう。経験を積んでいれば、多くの場合その問題にどう対処すればいいかが見えてきます。
逆に何もわからない場合、その問題はゼロから立ち向かうしかない問題です。この場合、普段の勉強ならしばらく考えても分からなければ答えを見たり試験なら一旦飛ばしてみるのも一つの手です。いずれの場合であっても、問題を解いた後は経験として自分の中に蓄積していきましょう。
ところで、この「自分に解ける問題かどうか」を判断する力はとても重要です。なぜなら試験本番では、ある程度問題の取捨選択を迫られる場合も多く、その時に、自分の解ける問題を見分ける力があれば、時間を無駄にすることなく効率よく問題を解いていくことが出来るからです。

自力で答案を書けるようになろう
問題を解いたら答え合わせをすると思いますが、特に間違っていた時や分からなかったとき、答えを読んで終わりにしてはいけません。答えを読んだだけでは、使いこなせる状態になっていないことが多いからです。
例えば「この事項を知らなかった」、「この論理の使い方が分からなかった(知らなかった)」など、なぜ分からなかったのかをはっきりさせて最低一回は答案を自力で再現してください。これは、次に似た問題に出会ったときに素早く対応するためです。
また、自分で答案にまとめることで、頭の中が整理されたり、論理的な考え方が出来るようになるためでもあります。

まとめ
以上勉強の仕方の基本について書いていきましたが、いかがだったでしょうか?
「勉強はセンスだ」と思う人もいるかもしれませんが、よく勉強ができる人ほどたくさん勉強していてたくさんのことを知っています。もちろん、もともとの記憶力などは個人差がありますが、勉強の仕方を知り、経験を積んでいけば誰でも必ず力がついてきます。
今回紹介した勉強の仕方の基本と自分を信じて、頑張りましょう!

[2021-01-20]

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