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高2の夏から始める大学受験対策!高校2年生の夏の大学受験勉強法! Vol.2

2の夏は英語・数学・国語の基礎固めから!

2の夏は英語・数学の基礎固めを徹底して最優先に進めてください。英語・数学に次いで、国語の基礎固めにも力を入れておきましょう。



暗記要素の強い社会・理科に関してはあまり早い時期から力を入れすぎても、しばらく放っておくとどんどん忘れてしまいます。



忘れないためにはメンテナンスをしないといけないのですが、高2の段階から定期的に復習をし続けるのはなかなか大変ですし莫大な時間を要します。ゆえに、理科・社会は英数国の基礎固めを終えてから集中して取り組んだ方が効率が良いと言えます。



3になってから理科・社会に時間を割くためにも、高2夏の間に少しでも英数国の基礎固めを進めておきましょう。



 



2夏の英語の大学受験勉強法



高校生の英語には、「コミュニケーション英語」と「英語表現」という授業があります。



コミュニケーション英語は英語長文を読めるようになることを目指す内容、英語表現は英文法を身に付け、英作文を書けるようにもなることを目指す内容です。



2英語においてどちらを優先すべきかと言われれば、夏時点ではまず英語表現の方を優先すべきでしょう。



やはり文法が身に付いていなければ英文を正しく読むことができないので、まずはきちんと英文法のルールを理解することに集中してください。



あらゆる参考書に手を出すのではなく、教科書に載っている英文法を1つ1つマスターしていくことを目指しましょう。高校で学習する英文法が人真t目になった文法の参考書を使うのもオススメです。



英文法の復習と併せて、英単語と英熟語の暗記・復習にも力を入れましょう。英文法を理解したうえで英単語・英熟語といった語彙力が伴えば、長文読解や英作文の対策を行う際に、単熟語や文法の学習を行ったり来たりせずに、スムーズに学習を進められます。



英語はほとんどの大学の入試で必須科目に指定されていますし、配点も他科目より大きく設定されている場合があります。英語の出来不出来が合否を大きく左右すると思っておいた方がよいでしょう。



2の夏休みを活かして、できる限り英語は得意科目へと成長させておきたいです。



 



2夏の数学の大学受験勉強法



1数学で習う数学1・数学A、高2数学で習う数学2・数学Bは正しく対策すればセンター試験において高得点を取りやすい科目です。



ただ、数Bは数Aよりも難しく苦手とする人も多いので、まずは学校の授業を聞き逃さないように意識しましょう。



高校数学は最初でつまずくと泥沼式にどんどん分からなくなってしまうので、学校の授業でよく分からないことがあれば必ずその日のうちに教科書やノートを見返して「なるほどそういうことか!」と理解しておかないといけません。



予習復習の勉強法が身につけば、教科書レベルの重要パターンが解けるようになります。高2夏の間に、基本的な公式をきちんと覚え、学校で与えられる問題集の基礎問題を解けるレベルには到達しておきましょう。



 



2夏の国語の勉強法 



高校国語は「現代文」と「古典(古文・漢文)」に分かれます。センター試験の配点は「現代文100点」「古文50点」「漢文50点」です。



3になると理科や社会にも多くの時間を費やす必要があるので、現代文は高12のうちからコツコツと取り組む習慣を付けておきたい科目です。現代文で高得点を取るためには、語彙力と読解力と記述力を伸ばす必要があります。



読解力を伸ばすには読んだ文章の量がモノを言うので、読解力を伸ばす段階では1週間に3題のペースで現代文の問題を解く習慣を作ってみましょう。学校で与えられる問題集だけでは足りません。市販の参考書・問題集なども利用し、最頻出ジャンルの評論文を中心に、小説・エッセイなどの文章にも慣れていきましょう。



現代文の読解が苦手な受験生は、解き方を少し変えてみるだけで効果が出ることがあります。例えば、文章を読む前に先に設問に目を通す読み方を試してみてください。先に設問に目を通すことによって、なんとなくどのようなストーリーなのかが把握できますし、文章のどの辺りを注視すべきかをつかめます。



記述力を伸ばすためには、本文を読む際に内容を100200字程度で要約する習慣をつけるとよいでしょう。



2夏の古文勉強においてやるべきことは、これまでに授業で習った古典文法をきちんと復習することです。動詞の活用、助詞や助動詞の活用形などを覚えた上で、品詞分解がすんなりできるようになるレベルを目指しましょう。古文文法がしっかり理解できれば文章が読みやすくなるので、点数の底上げにつながるはずです。



また古文を現代語訳するためには、古文単語の暗記も必要となります。高12の頃から教科書に出てくる古文単語を少しずつ暗記していくと、高3の受験期に慌てなくて済みます。



2夏における漢文の勉強法としては、これまでに授業で習った返り点やレ点、置き字、再読文字などをしっかりと復習しておきましょう。漢文の文法理解を深めることで、書き下し文をスラスラ作れるようになっておきたいです。絶句や律詩といった漢詩の形式についても理解しておくとよいでしょう。



覚える際には声に出して音読すると覚えやすいです。



漢文を勉強する際には特別な参考書を何冊も使用するよりも、学校の授業・教科書レベルの基礎知識を叩き込むことを重視しましょう。センター試験の漢文はそこまで難易度が高くはないので、基本を丁寧に押さえていけば高得点を狙えます。



 



英数国の基礎固めが終わった高2受験生は理科・社会科目の復習を! 



英数国の基礎固めが終わった人は、理科・社会の復習に取り組んでおきましょう。



理科・社会に本格的に力を入れるのは高3になってからで大丈夫ですが、さすがに基礎知識が全く備わっておらず0からのスタートとなってしまうと厳しいです。



2の間にまずは英数国の基礎固めを徹底したうえで、多少なりとも理社の頻出基礎知識の復習をしておきたいです。



 



2夏の理科科目の勉強法 



高校で学習する理科科目は、化学・物理・生物・地学があります。またそれぞれの基礎科目として、化学基礎・物理基礎・生物基礎・地学基礎があります。



2で習う理科科目は高校によって異なります。先々の大学受験のことを考えると、理系学生はセンター試験で理科2科目が必要であり、なおかつ2次試験においても理科12科目が必要となってきます。特に物理と化学は必須科目に指定される場合がよくあるので、高2で物理や化学を学習する場合はとりわけ集中して授業を聞くようにしましょう。



物理や化学は序盤でつまずくとその後ますます理解に苦しむこととなってしまうので、序盤での理解が肝心です。



授業で分からないところがあればできる限りその日のうちに解決しておきたいですが、もし苦手が溜まってしまった場合は夏休みを活かして克服するようにしましょう。



生物や地学は暗記要素が強い科目なので、あまり早い時期から全力学習してもメンテナンスをし続けないと忘れていきます。高2夏の時点では英語数学などに優先的に時間を費やすべきであり、生物や地学に取り組むのであれば、授業内容の復習を一通りする程度で良いでしょう。



もっとも、高3になってからスムーズに生物・地学の受験勉強を進めるために、高2夏の時点では授業をしっかり聞くなどできる限りの基礎知識は習得しておきたいです。



 



2夏の社会科目の勉強法 



高校で学習する社会科目は、大別すると「地理・歴史」と「公民」に分けることができます。地理、日本史、世界史が地歴系科目、政経、倫理、現代社会が公民系科目です。



2で習う社会科目は高校によって異なります。先々のセンター試験のことを考えると、文系学生は社会2科目(基本は地歴1科目+公民1科目)が必要となる場合が多いので相当な暗記量が求められます。



受験直前の丸暗記だけで対応できるボリュームではないので、高12の頃から少しずつ基礎知識を定着させておきましょう。



ただしあくまでも高12で最優先すべき科目は英語と数学です。暗記要素の強い社会科目を早い時期から全力学習しても徐々に忘れていくため、社会の受験勉強を本格始動させるのは高3になってからで良いでしょう。



2夏の時点では、学校の授業をしっかり受け、教科書に出てくる重要な用語や人物名を覚えておきましょう。1回覚えただけではすぐに忘れてしまうので、重要語句に対しては何度かノートを見返すなど簡単な反復くらいはしておくことが望ましいです。



 

[2021-07-27]

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