大宮東口校 からのお知らせ:
どっちが正解?英語で同じ表現の使い分けのポイント!
こんにちは、個別指導塾ノーバス大宮東口校です。
今回は、英語の文法において使い分けが難しいとされる表現をいくつかご紹介します。
英文法は言葉のルールです。ルールにもとづいて判断していけば、選択問題や空欄補充問題などでもしっかりと正解することができます!
1「can」と「be able to」の使い分け
ここで一つ問題です。
この文の空欄にはどちらが入りますか?
I speak English.
意味は…
同じですよね…
「できる」という意味です。
では、どちらが正解かというと、今回は「can」が正解です。
「can」と「be able to」の使い分けにおいては、ざっくりとしたイメージで覚えていれば問題ありません。
簡単に言うと、canが使えなば、「be able to」を使えばOKです。
canを使えるところでわざわざbe able toを使うと、受け取り側は、そこまでして「できる」と言いたいのはなぜ?と強調する理由を探してしまいます。
なので、「can」が使えるときは、そのまま「can」を使った方がスマートです。
違いをはっきりさせたい場合は、過去形で考えてみると違いがわかります。
「can」のポイントは「実施にやったかどうかはまた別の話だ」ということです。
バラク・オバマ元アメリカ大統領がかつて言っていたフレーズ「Yes, we can.」は「やろうと思えばやれる」と言っているだけで、実際にやってとは言っていないわけです。
This can happen to you.も同様で「これは君にだって起きる可能性はある。」と言っているだけで、実際に起きたとは言っていません。
一方、
be able to は「やってみたら実際にできる、できた」ということを表します。
実際に文章を見て比較してみましょう。
I could swim across the river when I was ten.
「10歳の時、私はその川を泳いで渡ることができた。」
→実際に泳いだかは別として、やろうと思えばできるだけの能力があった。※俺は泳げる!(能力を持っている)
I was able to swim across the river in the storm.
「嵐の中、私はその川を泳いで渡ることができた。」
→やってみたら、実際にできた。※よっしゃー!泳げた!
といような違いです。やったかやってないかは明確な違いですね。
では、「can」が使えないときはどんな時でしょうか。
英語の絶対ルールの一つで、
助動詞の後は動詞の原形が来ます。
【助動詞+動詞の原形】の形です。
例:She will be able to speak English soon.
「彼女はすぐ英語を話せるようになる。」
willは助動詞ですね。
助動詞の後には動詞の原形が来なければいけない。
can は助動詞なので、will canにしてしまうと、助動詞+助動詞という形になってしまいます。
そういう時に「be able to」を使いましょう。
他にも、不定詞の時にこのルールが当てはまります。
不定詞とは、
to+動詞の原形
の形です。
例文で見ていきましょう
I want to be able to speak English by the next year.
「来年には英語で話せるようになりたいなぁ・・・」
やはり、I want to can という形は見たこともなければ、聞くと違和感を覚えます。
では最後におさらいです。
「be able to」が使われるパターンは主に2つ!
①助動詞 + be able to
例:He should be able to pass the test.
「彼ならそのテストに合格できるはずだ。」
②to + be able to例:She wants to be able to wake up early.
「彼女は早起きできるようになりたいらしい。」
英文法の勉強においては、同じ意味の表現パターンが複数あり、使い分けが大事になってきます。
最初にも言いましたが、しっかりとルール(形)を理解し区別することができれば問題ありません。
イメージが湧きましたか?
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[2021-10-06]