大宮西口校 からのお知らせ:
教科書は紙に回帰?
こんにちは。
大宮西口校の大塚です。
先日の読売新聞に興味深い記事がありました。
IT先進国スウェーデンの話です。
スウェーデンでは、
2006年に学習用端末の「一人一台」配備が始まり、
教科書のデジタル化を推し進めていましたが、、、
・集中力が続かない
・考えが深まらない
・長文の読み書きができない
などの弊害から
子どもの学力低下が顕著となり、
ここにきて、紙の教科書に回帰する
「脱デジタル化」に舵を切ったそうです。
日本は2019年から
デジタル教科書の使用を開始しましたが、
どうなることやら…ですね。
すでに近年は
この国でも子どもの読解力低下が
喧伝されています。
私もこのブログで何度となく
警鐘を鳴らしてきましたが、
読書から得られる読解力には、
やはり「身体性」がカギなのだと感じます。
手で触れて感じる本の厚みや重み、
ページを繰る際の紙の擦れる音、
などなど…。
紙がデジタルに比べて
記憶に定着しやすいとされるのも、
そんな五感を駆使しているからですよね。
もちろん、
動画や音声を駆使した
デジタル学習のメリットもあると思います。
視覚や聴覚にダイレクトに訴求し、
学びへのハードルも下がりますしね。
紙とデジタルの共存や棲み分けができるのか、
ぼくら塾人も試行錯誤しながら
子どもたちの動向を見守る必要がありそうです。
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ノーバス・大宮西口校
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[2024-11-12]