大宮西口校 からのお知らせ:
英文を訳すとき…
こんにちは。
ノーバス大宮西口校の大塚です。
今回は、英文和訳に関するお話です。
私はこのところずっと、
国語力の重要性をしみじみ感じています。
英語教育にスポットが当たりがちですが、
日本語の語彙力や表現力に課題を抱える生徒さん、
本当に多いです。
例えば、生徒に英文を読ませ、
「この文章、日本語に訳して」
と伝えるとします。
そうすると、生徒から、
主語と述語がねじりまくった、
なんとも奇妙な日本語が返ってきたりします。
私などは思わず、
「自分で言ってて、意味わかる?」
なんて詰めてしまうのですが…苦笑
「シカゴ」というアメリカのバンドに、
「Hard to say I‘m sorry」という名曲があります。
(1982年に日本でも大ヒットしました。)
It‘s hard for me to say I‘m sorry.
文頭のItは形式主語なので、訳しません。
私にとって(for me)、to以下のことは難しい(hard)
という文です。
直訳すると、
「ごめんなさいと言うことは、私にとって難しい」
という感じです。
ただ、この曲の邦題は、、、
「素直になれなくて」なんです。
なんとも素敵な和訳だと思いませんか?
当時、ロック小僧だった私には、
けっこう刺さるものがありました。
要するに、
“英文和訳”の前に、
“和文和訳”が必要なんですよね。
本を読まない生徒さんも、びっくりするぐらい多いです。
読解力の底上げも、教室のテーマにしていきます!
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[2022-07-02]