大宮西口校 からのお知らせ:
発達障害の可能性!?
こんにちは。ノーバス大宮西口校の大塚です。
びっくりするぐらい寒い日が続きますね。
教室では今日も、
受験生がラストスパートをかけて勉強しています。
さて、先月の新聞に
なかなか衝撃的な記事が載っていました。
小中学生の8・8%「発達障害の可能性」、10年前から2・3ポイント増…理解進み顕在化 : 読売新聞オンライン (yomiuri.co.jp)
通常学級に在籍する公立小中学生の8.8%に
発達障害の可能性があるとのこと。
10年前と比べて2.3ポイント増えているそうです。
私は教育業界に身を置いて20年以上経ちますが、
肌感覚としてこの調査結果に納得するところは大きいです。
今も昔も、学力の上位層は一定数いるのですが、
平均点を取る中間層が少なくなり、
読み書きや計算などの覚束ない低学力層が
確実に増えている印象を受けます。
(英単語のスペルや漢字を書けない子が、
びっくりするぐらい目立ちます。)
日本社会から「中流」が消滅しつつある現状とも、
もしかするとリンクしているのかもしれません…。
近年は、中学生の成績(点数)分布を見ても、
グラフが正規分布しないことがままあります。
正規分布とは、中央値の山が最も高くなり、
左右へなだらかに下がる山型になるものです。
グラフが正規分布しないということは、
できる子とできない子の分断(二極化)が
顕著になっているからにほかなりません。
我々としては、成績の低迷する生徒について、
まず基本事項の徹底をテーマに進めています。
「思考力・判断力・表現力」の養成は、
国を挙げたテーマになっていますが、
そもそもの土台となる知識がなければ、
「考える」ことなどできませんよね。
生徒さんに勉強のやり方を伝え、
まずはインプット量を増やすこと。
生徒のやる気を引き出せるよう
教室全体で丁寧に動機づけしていきます。
【お問合せ先】
ノーバス・大宮西口校
℡.048-853-5515
[2023-01-26]