算数/数学の計算練習法

こんにちは。個別指導塾ノーバス大阪あびこ校です。

小学生の間は算数、中学生以降は数学と呼ばれる教科では、「計算する能力」が非常に非常に大事です。

では、計算する力をつけるにはどうすればよいのか?
ただやみくもに自分の方法で練習するだけでは、やり方によっては力が伸びにくい場合があります。

よくやってしまいがちなのが、できる限り頭の中で暗算しようとすること。頭の中で暗算してしまえば、書く量が少なくなるし、なんだか効率よさそうに思う方もいらっしゃるかもしれません。

もちろん、相当の練習量を積めば、暗算もできるようになる(と思う)ので、例えば1日4時間の計算練習を1年間修業のように取り組めば、できないこともないかもしれません。

そんな修行やってられない!って方は、ぜひ、「途中式」を書いて計算する練習をしてみてください。

「途中式」を書く=計算は1つずつやる、ということです。
暗算でたくさんの計算をいっぺんにできなくても、1つ1つの計算はできると思うのです。それを繰り返せば必ず答えにたどり着きます。

書く量が増えてしんどい、と思う人がいるかもしれません。そういう方はぜひ1日4時間の計算修行を。それが嫌なら途中式を書く練習をした方がいいです。

途中式を書くメリットは、簡単な計算を繰り替えすことで解けることだけではありません。途中式は自分の考えた道筋がそのまま記録として残っているということ。万が一どこかで間違ってしまっていれば、その間違った部分を振り返って確認ができます。暗算でやってしまうと途中経過は消えてしまうので、追跡できません。間違った部分に注意すれば、繰り返し同じ間違いをする危険性も減っていきます。

計算練習の際は、ぜひ、必ず、「途中式」を書いて練習してくださいね。

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[2023-10-11]