自分の頭の中を意識した勉強

コロナ禍の中ですが、体調管理に注意して、入試や学年末テストにのぞみましょう。勉強をすることは活用できる知識が増えることや想像力や表現力が養えるという点で非常に大切なことです。しかし、同じように勉強をしていても成績に差ができるのはどうしてでしょうか。成績が向上する要因として次のことが挙げられます。

①解き直しや復習のときに誰かに説明するつもりで、問題分析や自問自答をしているか。
②目標や時間制限を与えて、自分自身に少し負荷をかけているか。
③学習したところやその結果を記録しているか。

①は教えるつもりで解くと理解が深まり、忘れにくくなり、応用力も養えます。②は勉強に対するモチベーションが高まります。③は勉強の仕方を振り返ることによって改善ができます。また復習するときに効果的です。

ただ単に勉強を「作業」としてやっているのはもったいない。また作業量の多さが「努力」だと勘違いしてしまう原因にもなります。またご家庭でも「宿題終わった?」と時間に意識を向けさせるよりも「宿題は何をやった?」と内容を意識させるほうが効果的だと思います。

「考える」「想像する」「試行錯誤する」といった自分の内面的な活動に意識を向けましょう。ご参考にしていただければ幸いです。

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[2022-01-25]