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自己流の記憶術


私が気象予報士の資格を取ろうと思ったり、英単語を8000個覚えようと思ったきっかけは、息子が前向きに受験勉強に取り組んでほしかったためと、正しい勉強の仕方を自信を持って生徒たちに伝えたかったためです。根本にあるのは、自分ができないことを他人に意見できないという想いです。

それはさておき、私流の暗記法を紹介しておきます。
英単語を覚えるにあたって、ランダムに選んだ30個の英単語を4色ペンで10回ほど書いて覚えて1週間後、何色がいちばん覚えているか数回実験しました。

結果は『青色>赤色>黒色=緑色』の順でした。

次に10回繰り返し青色を使って書くのと、1回だけ青色で書いて、それを1回1回隠して音読して確かめる作業を10回して同じように1週間後の記憶を確かめました。

結果は音読反復のほうが高い正答率になりました。

これから言えることは単純な知識の暗記の場合、目と耳で残し、思い出し作業を多くすることが記憶に定着しやすいということです。

「英単語は20回書いて覚えなさい」や「与えられたたくさんの宿題や問題を時間をかけて取り組みなさい」や「読解力と読書量」などは、学習効果との相関がなく、私の経験的にも、正直、都市伝説に近いものだと思います。
自分に合った勉強の仕方はそれぞれだと思いますが、こういう暗記方法もあるということで参考にしてください。

[2022-10-20]

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