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宇都宮校 からのお知らせ:

大学入学共通テストの平均点と所感

皆さんこんにちは。
個別指導塾ノーバス宇都宮校の高木です。


今年度からおこなわれた「大学入学共通テスト」の平均点の速報が、大学入試センターから発表となりました。
平均点が圧倒的に高いのは倫理、生物と数学ⅡBでしたが、形式が変わったのにかかわらず、各教科の平均点があまり変わらないテストだったといえます。

理科と公民の平均点が20点開いてしまったため、点数調整がおこなわれ、最大9点分の加点がある人も出てきています。詳しくは、こちらのHPをご覧ください。

大学入試センター「得点調整について」https://www.dnc.ac.jp/sp/kyotsu/shiken_jouhou/tokutencyousei.html


一通り目を通して、主要科目を解き終えた所感です。
センター試験とは、全く違うテストとなり、平均点が下がっていても、問題そのものの難易度が上がったとは言い難く、平均点が上がっていても、難易度が下がったとは言い難い面があります。


英語や数学は、大夫形式が変わり、(当たり前ですが)予想問題や試行テストと異なる傾向も見受けられました。
知識だけでなく、処理スピードや読解力などが必要な問題が多く、会社勤めの方や公務員が求められるような問題が多かったように思えます。実際、解いた感想としてはSPIのグラフ問題のような印象を受けました。


一方で、国語は今までのセンター試験の問題を踏襲されているような出題でした。
数学ⅡBや生物のよう去年より易化してる科目も予想問題・試行テストへの対策で対応できるものでした。


中学受験の適性試験や、高校入試のような図表の読み取り問題も出題されており、受験科目だけを頑張るより、小中高しっかり勉強した生徒の方が対応できたのではないでしょうか。
そのため、他大学の入試傾向とは一線を画す問題となっており、来年度は国立を目指す生徒以外の入試への利用率は下がりそうな問題だったのではないかと思えます。



初めの共通テストで得られる情報が多いですが、高校2年1年は、形式や受験科目に縛られることなく、勉強していくのが対応できるようになる近道です。

高校3年生はラストスパートですね。
体調に気を付けながら、よく寝てよく食べて、そのうえで勉強してくださいね!

皆様のいい報告をお待ちしております。

個別指導塾ノーバス 高木

[2021-01-24]