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宇都宮校 からのお知らせ:

共通テスト記述式

皆さんこんにちは。
個別指導塾ノーバス宇都宮校の高木です。

さて、先日のニュースで「共通テスト記述式、断念が濃厚」というニュースが出ました。※1
文部科学省の有識者会議は2日に「課題未解決」として、記述式の出題は大学の個別入試で促す方向でおおむね一致したようです。
2025年度(令和7年度)から導入を検討していた記述式の出題導入の断念が濃厚となりました。
今年の2020年1月から導入する予定だった記述式の問題は、25年にも導入が出来なさそうです。



また、3月24日には2025年度(令和7年度)から実施される共通テストのサンプル問題が公開されました。※2
新中3から学習指導要領が変更となり、高校社会の教科自体が「地理総合」「歴史総合」「公共」「情報」と変更になります。

そのため共通テストのサンプル問題が公開されました。



意外にも先日の初めての共通テスト自体はあまりニュースになりませんでしたが、今後も根本的に変わるかもしれません。

特に新中3は学習指導要領が大幅に代わった初めての高校入試となります。

高校入試だけでなく、今後、高校の定期試験、大学入試は出題する方も初めてが多く、特に文系科目は、過去問も無く、混乱が予想されます。



これらのニュースから今後、注目するべきポイントは2点あります。

まず、国公立大学の「英語外部検定」の義務化の有無です。

英語検定をはじめとする英語の外部入試検定の大学入試への導入が2020年度では見送られました。2025年度に延期しましたが、どうなるかこれから夏にかけて議論がされるようです。

今のところ、ことごとく変更できていないので、義務化となるのは難しいかもしれません。

ただし、英語民間試験を利用する大学は、公立私立関係なく、一般入試・推薦総合型入試とも年々増えてきており、今後のこの傾向が増える傾向は変わらないでしょう。

英語検定はこの春から料金と各種試験形式の見直しが大幅におこなわれました。

早めからの対策がポイントとなります。




次に「情報をはじめとする社会の科目選択をどうするのか」です。

そもそも、高校側がどう教えていくのか、これからが発表となるとは思いますが、

社会をこれから教える全ての人が、新課程の授業を受けてきていません。

そのため、教える方も試行錯誤を繰り返しながら、共通テストの問題や私立大学の問題を予想し、対策をおこなっていくこととなります。




もちろん高校側も対策をおこなうとは思いますが、複雑に変わってしまった受験システム。

学校や通っている塾に、積極的に質問して、分からないところは解決しておきましょう。

宇都宮校 高木


※1 共通テスト記述式、断念が濃厚 文科省会議「課題未解決」https://news.yahoo.co.jp/articles/ec522c4215d772292ccf8181dd92a1d93c33ea0f


※2 平成30年告示高等学校学習指導要領に対応した令和7年度大学入学共通テストからの出題教科・科目についてhttps://www.dnc.ac.jp/kyotsu/shiken_jouhou/r7ikou.html

[2021-04-13]