宇都宮校 からのお知らせ:
数学の勉強
個別指導塾ノーバス宇都宮校の執行です。
受験の数学の勉強法は
まずは、年度の違う大問1を2~3回解いてみてください。
大問1は計算分野の基本問題、公式の確認の小問集合なので、そこで間違った、分からなかった問題の単元は復習が必須になります。この大問1で分からなかった単元があると大問2以降の問題を解くことが厳しくなってしまいます。
大問2は方程式の文章題が出題されます。個数と金額、速さと道のり、濃度…と様々な問題のパターンがありますので色々な問題を解いておきましょう。
大問3は計算分野以外のデータ、確率といった分野の基本問題です。問題の難易度は難しくはないですが、皆さん忘れていたり、曖昧だったりしているので、最頻値や相対度数などの言葉の意味や求め方などの基本事項は復習しておきましょう。
大問4は図形の作図、証明等です。証明は苦手な子が多いですが、合同条件、掃除条件、三角形、四角形の特徴を覚え直しましょう。
また、照明問題は最後まで解けなくてもいいので途中まで書く癖を付けましょう。なぜなら、部分点がもらえるからです。完答がもちろん望ましいですが、どうしても解けない時もあります。そういう時は部分点でもいいから、点数を取ることにしてください。
大問5は関数です。この大問だけ異様に平均点が低く、皆さんが関数を苦手としていることが分かります。関数の主なルール、例えば、傾き、切片、変化の割合、交点の座標の求め方などの基礎はしっかりと出来るようにしましょう。教科書やワークの問題が解けるようになるだけでも得点源になります。苦手だという人はまず教科書から手を付けるのもアリだと思います。
最後の大問6は規則性の問題です。
1番目に4こ、2番目に7こ、3番目に10こ、、、、、では100番目には何個あるのか?
といった問題です。学校ではあまり触れられない分野の問題ですので、これも苦手としている子が多いです。確かに難しい問題ではあって、最終問題では正解出来ている生徒の割合が受験者全体の1%未満です。かといって諦めないでください。この問題の(1)(2)は数えれば答えを出すことが出来ます。実際に下野模試や過去問でチャレンジしてみてください。意外とあっさり答えを出すことが出来ます。
数学を苦手としている子も多いでしょう。しかし、大問1と以降の大問の(1)は解けるようになるはずです。夏休みでしっかりと基礎の確認と復習をしましょう。
[2023-07-22]