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大学受験の入試方式について【一般入試編】

こんにちは。
個別指導塾ノーバス 宇都宮校です。

高校生は来週から期末テストですね。

昨日も自習室で22時近くまで高校生が勉強していました。
1学期の期末テストが終わると高校3年生は本格的に受験勉強が始まります。入試方式をしっかりと理解して、目標に合わせた受験勉強をしていきましょう。
前回は学校推薦型と総合型選抜の紹介をしましたが、今回は大学受験一般入試の入試方式をまとめたので参考にしてみてください。
前回のページはこちら

3.一般入試
(a)国公立大学
共通テスト+2次試験の学力試験の結果で合否が判断されます。共通テストはマークシート形式での出題となり、今年から「情報Ⅰ」が追加され7教科21科目からの選択になります。志望大学・学部・学科によって受験に必要な科目が異なります。2次試験は大学独自の記述形式の問題や面接・小論文で評価がされます。

(b)私立大学 - 共通テスト利用型

共通テストの結果で合否が判断されます。メリットとしては、大学別の対策が必要ないことと記述試験を受けなくてもいいことです。特に理系の学部では個別試験で数Ⅲが必要な大学も多いので、数Ⅲが苦手な生徒さんにはおススメできます。デメリットとしては、共通テストの結果が悪かった場合、挽回が出来ないところです。合格判定のいい国公立大学に志望校を変えるか、私大の個別試験で合格を勝ち取る必要が出てきます。

(c)私立大学 - 学部・学科個別型

各大学の学部・学科の独自問題の学力試験を行い、その結果で合否が判断されます。メリットとしては、過去問が流通しているため対策がしやすいことと、日程次第で複数大学を併願できることです。デメリットとしては、各大学指定の試験会場に行って試験を受ける必要があります。移動による疲労や宿泊先の手配など勉強以外でかかる負担があるので、受験会場や前後の日程にも注意して受験日程を決めるようにしましょう。

(d)私立大学 - 全学部統一型
複数学部のある総合大学では、他学部とも併願が可能な全学部統一の学力試験があります。併願に受験料は必要ですが、1回の試験で複数学部・学科の合否判定を受けることができます。

(e)私立大学 - 資格利用型

英語の4技能検定(英検、TOEICなど)のスコアを参照して、英語の試験を免除してもらえる入試です。試験科目が減る分、他教科の勉強に集中することができます。

(f)私立大学 - 共通テスト併用型

共通テストの一部教科の点数と大学独自の学力試験の結果を合計して合否が判断される入試です。(b)と(c)のハイブリッド型です。

入試方式によって募集定員も違うため、一概にこの入試がおススメ!というものはありません。全て受けるのが一番ですが、受ける学校・学部・学科や日程が増えればその分受験料が必要になります。模試や共通テストの結果を踏まえて、受験するパターンを絞っていきましょう。


大学受験について詳しく知りたいという方は、無料の学習カウンセリングを行っていますので、ノーバスまでお気軽にご相談ください。

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[2024-06-21]