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宇都宮校 からのお知らせ:

桜の季節とSL

桜の季節とSL画像

こんにちは。講師の黒須です。 4月も半ばになり、真新しい制服に身を包んだ1年生たちも少しずつ新しい生活に慣れてきた頃でしょうか。宇都宮ではそんな1年生たちを祝福するかの如く、桜が満開を迎えています。 私は先日、宇都宮市の隣の真岡市に行ってきました。実は真岡市には、真岡鉄道というローカル鉄道が通っていて、毎週土日には下館・茂木間で1日1往復SLが走るのです。特に北真岡駅周辺は線路沿いに桜の木が立ち並び、この時期には多くの鉄道ファンが押し寄せる、全国でも指折りの撮影ポイントとなっています。実はかく言う私も幼い頃からSLが大好きで、この日は先月買い替えたばかりのデジカメを手に、たくさんの“撮り鉄”たちに混じってSLを撮影してきました。 我ながらいい写真が撮れたと自画自賛しています(笑) ところで、日本に初めてSLが紹介されたのはいつだかご存知ですか?それは1853年だと言われています。ロシアのプチャーチンが長崎に来航した際に、船上でSL模型を日本人に紹介しました。また、翌年の1854年にはある有名な人が日本に来た際に、やはりSL模型を紹介しています。受験生の皆さんはこの年に何があったかわかりますよね?日米和親条約が締結された年です。そして、締結の際のアメリカ代表は、皆さんご存知のペリーがですが、このときペリーが持参したSL模型に幕府の役人が乗車したと伝えられています。 この後、幕末の動乱の末に260年以上続いた江戸時代が終焉を迎え、明治時代に突入すると日本は西洋の文化をどんどん取り入れます。そして、1872年には新橋・横浜間に鉄道が開通します。このときのSLはイギリスからの輸入品で、今は国の重要文化財として大宮の鉄道博物館に展示されています。機会があったらぜひ見に行ってみてくださいね。あっ、あと真岡鉄道にもぜひ☆

[2012-04-17]