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下野新聞模擬テスト(8月25日)寸評

国語

大問1の漢字の傾向が変わったところがあるものも、昨年度や入試問題と同じ構成でした。

手紙の冒頭での挨拶は

「前略」→「早々」、「謹啓」→「謹言」「謹白」、「拝啓」→「敬具」などテストにはもう出ないかもしれませんがよく覚えておきましょう。

また大問4は、森絵都「Dive!!」は頻出の小説ですが状況が把握しにくい場面だったため、やや難しい問題でした。地の文の名前と、セリフの中の呼称がバラバラなので、注意深く登場人物が誰なのかをよく整理して解きましょう。




数学

問題の構成は去年と同じでしたが、全体的な難易度は易化したように見受けられます。

大問1、大問2、大問3まで基礎的な問題で、学校のワークや塾での夏期講習で一度は行っているのではないでしょうか…

また、大問4と大問5も丁寧に読み込むと難しいことはあまり言っていません。ただ、ここでは基礎を何個も組み合わせているため、なかなか難しいようです。

大問6はいつも通りの規則性に関する問題も例年通りです。下野模試の過去問や、県立高校入試問題の過去問で、類題を多く解き、慣れていきましょう



社会

例年より若干難しい部分もあったかもしれませんが、おおむね例年通りの構成でした。

平塚らいてうをはじめ、明治~昭和までの流れと大まかな年を知っておく必要があり、この夏で抜けていた点を復習しておきましょう。一方で江戸時代や、戦後史があまり出てなかったので、次回以降の模試に注意しておきましょう。

記述問題では、社会的知識無しでも、気づいた点を書くと点数になる可能性があった問題もありました。が、元寇の特徴などは難しい問題でした。



理科

例年通り全般的な分野が、まんべんなく出ていました。ただ、大問5の光の性質、大問9の電気の性質などは難しい問題が出ていなった印象です。しかし、公式を覚えただけでは点数が取れない問題ですし、そもそも大問が9つある理科では、大問ごと5分で終わらせないといけない点と、その大問1問の為に多くの勉強時間を割くことができないのが理科の点数が伸びにくい原因とも言えるでしょう。理科の分野一つ一つ潰していくイメージで勉強していきましょう。



英語

例年とほとんど同じ難易度でした。また、リスニングは去年より簡単だったかもしれません。文法問題の大問2も癖があるとはいえ、熟語や慣用表現もなく、基礎的な問題が多かった印象です。近年、英長文は長くなってきてはいますが、ほとんどのテストが同様な傾向ですので、慣れましょう。初見の長文が解けない生徒は、出てきている単語がわかっているのか、読めていると思っている文章があっているのかを含め、模範解答の日本文と照らし合わせて、復習しておきましょう。



文責

高木

[2019-08-26]