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宇都宮校 からのお知らせ:

過去問を解こう


皆さん、こんばんは。
個別指導塾ノーバス宇都宮校の高木です。

8月が終わりましたが、昼間はまだ残暑が厳しい日々が続いていますね。
今日は特に台風の影響もあってか、湿度が高く、風が出ています。
自転車で登校・来塾する人は気をつけてください。

さて、9月になりましたが、夏休みはしっかりと受験対策できたでしょうか。
また、ゴールになる志望校は決まりましたでしょうか。
夏明けた今、決まっている人が多いと思います。
そこで、早速ではありますが過去問をと解いてみましょう

「まだまだ解けない」「早すぎる」と思っている人は、必ず解いてください。
このまま過去問を見たことないまま、1ヶ月前・入試直前に過去問を初めて解くと、対策してない傾向の問題が出たときに慌ててしまいます。

大学受験なら数学社の通称「赤本」や、高校受験・中学受験も余程の事がない限り、過去問が手に入ると思います。書店に売ってなくても、インターネットや通販サイトで調べたり、大手予備校のHPなどで公開されています。

大学受験なら、「赤本」や駿台文庫の「青本」、高校中学受験なら声の教育社、東京学参などが販売されているかと思います。(たまたま手元にあるだけでどれかを推奨してるわけではありません)

早速ですが、1ページ目からめくっていきましょう。
募集要項や、合格基準、傾向など最初のわずか何ページかに書いてあります。
まずはそこを熟読してください。
配点や傾向を読み、抑えた後、1年分を実際に解いてみましょう。



今、点数が何点取れるか…というのはどっちでもいいです。

見て感じてほしいのは
「合格点まであとどれくらいなのか」
「実際に解いて感じた傾向は、書いてある通りだったか」
「時間配分・点数配分と自分の正解率がどのような分布か」
などの分析をしていきましょう。


合格最低点を越えられるようにするためには、
①各教科で何点必要か。
②どの教科なら、どれくらい伸びそうか。
③苦手な範囲・習ってない(未習の)範囲がどれくらい出ているか。

を計算して、残りの勉強計画と時間配分を考えましょう。

記述の問題で数学の証明が出なければ、証明に時間をかけるのはナンセンスですし、逆に公式を導くような証明がある場合は、日ごろから定理と公式の証明を見ておく必要があります。

志望校がどのような問題を出すのか。

それを知らないまま、受験勉強をしている生徒が多いように感じます。

もちろん、過去問だけをベースに勉強しても点数は伸びない時もありますが、合格まで今どれくらい足りてないのかを見る目安にはしましょう。

「敵を知り己を知れば百戦殆からず。」と孫子にも書いてあります。

受験を意識した時に、過去問を一度解いて、あとどれくらいの道のりかしっかりを考えておきましょう。


高木

[2019-09-09]