宇都宮校 からのお知らせ:
計算力
みなさんこんにちは。
個別指導塾ノーバスの高木です。
宇都宮では暖かい日が続いており、軽暖という感じで寒さが一段落しました。時期的に私立受験が一段落、という感じでしょうか。
教室は、先日「特色選抜入試」の結果発表があり、公立中学校の学年末テストもだいたい終えました。
残すところ旭中、宇短附中、作新中が学年末テストに向けて、高校生が学年末テストに向けて、受験生が国公立の入試に向けて頑張っているところです。
さて、最近、塾生を見ていると全体的に「計算力」がまだまだ足りないと感じるときが多くなってきました。
IT化の影響もあり、計算なんて…と思っている方も多いかと思います。
ただし、一般的な計算力は、ずっと成績につきまといます。
「たす」「ひく」「かける」「わる」「分数の計算」「少数の計算」の力は、少なくとも高校3年までずっと引きずります。
最近、自習中に小学校の計算がどれだけ早く正確にとけるかを小4~中3までに解かせています。
実際に正確で速いのは年齢も学年も関係ないと実感し始めました…(中3頑張れ…)
前月実施された第6回『下野新聞模擬テスト』で、正答率が最も低い問題は
数学「規則性の問題」、
理科「日の出の時刻の計算」、
社会「農産物に関する資料(グラフ)の読み取り」でした。
算数的な計算や考えを問う問題といえるでしょう。
つまり、小学校6年間の計算力と割合、速さ、図形などの理解度と、それを活用する練習(つまり勉強)の2点が足らないとなかなか試験で点数が伸びにくくなっているのが現状の入試・テストです。
大学入試制度改革でも「思考力・判断力・表現力等」を問うと明言している通り、理解していること、できることをどう使うかが今後全ての受験・テストにおいてテーマになってきます。
東大を目指すマンガ、三田紀房「ドラゴン桜2」でも『リーダーになれる一番の資質は数的センス』であり『自分を守りたかったら数学に強くなれ』と言って、小2の計算まで戻るシーンがあります。
中学受験をするにも、高校・大学を目指すためにもまずは計算力をつけていきたいですね。
宇都宮校 高木
[2020-02-22]