宇都宮校 からのお知らせ:
2021年開始の大学入学共通テスト
皆さんこんばんは。
個別指導塾ノーバス宇都宮校の高木です
個別指導塾ノーバス宇都宮校では、5月7日から再開いたします。
大学入学共通テスト
さて、センター試験に代わって2021年1月から開始される予定の大学入学共通テスト。
昨年2019年11月に大学入試改革のメインだった英語の外部試験活用と、国数の記述問題の導入が見送られました。(2024年から実施されます)
さて、2021年の大学入学共通テストはどんな試験になるのでしょうか。
センターと変わらないという人もいますが、実は今現在詳細は分かってません(2020年4月30日現在)。
今本屋では、大学入学共通テスト問題対策の本が何冊が置かれています。
もちろん教室にも置いてあるのですが、そこでは2回行われた『試行調査』というお試し試験を参考に対策問題を制作しております。
試行調査は昨年末の議論と変更がある前のものです。そのため、記述や特殊なマーク問題も入っています。
しかし、この2回の試行調査テストから変更すると発表したため、どのような試験になるのかわからなくなりました。
今年、2020年1月29日に『大学入学共通テスト問題作成方針』の変更が発表されました。
リンク:https://www.dnc.ac.jp/news/20190607-03.html
そこでは、
・国語数学の記述問題を無くします。
・国語は大問4題に変更し、時間は80分に変更します。
・すべて選べのような選択問題はなくします。
といった事が発表されました。
以上の変更点をまとめるとセンター試験のマイナーチェンジのように見受けられます。
センター試験と何が違うのか
試行調査とセンター試験両方から対策を考えていく必要があります。
今回は大きく変わった、国語と数学についてお話しします。
国語
記述問題が無くなりました。時間も80分になりセンターと同じとなりました。
近代以降の文章2問100点、古典1問50点、漢文1問50点と今まで通りの配点のみようにみえます。しかし、近代以降の文章に大学入試改革によって増えた「実用的な文章」が残ったままです。
どう実用的な文章を盛り込むのか…それはわかりません。
ただ、発表には「大問ごとに一つの題材で問題を作成するだけでなく、異なる種類や分野の文章などを組み合わせた、複数の題材による問題を含めて検討する。」と書かれております。
これらから推測すると、現代文は試行調査をもとにした問題形式で練習を重ねていくことが重要と言えるでしょう。
また、センター試験レベルの読解問題を解けるようすることが求められます。
数学
記述問題がなくなりました。しかし、その他の内容は試行調査のままのようです。
そのため、何通りかの解法、証明問題の穴埋め、事象の数量などに対しての数学的解決が求められるようです。
普段の勉強から、教科書に載っている証明や問題集の別解を、理解できるまで読み込みましょう。
また、情報量が多くなります。
正直、センター数学ですら時間が足らなかったという生徒が多かったのに、これ以上処理能力が求められるのか…と思います。
なので、これまで以上に処理能力・読解能力が求められるでしょう。
また、理科(物理・化学・生物)や工学系に応用される数学が出る可能性が高く、理系の人は特にいろいろな関心を持っておくことをおすすめします。
結局、大学入試改革とは?
2020年度の大学入試改革は、文部科学省のホームページから抜粋すれば「知識・技術の確実の習得」「思考力・判断力・表現力」「主体性をもって様々な人々と協働して学ぶ姿勢」の育成評価するため大学試験を変えると言われいます。
ただし、大学が求めている生徒像は、そこまで変わりません。また、求められている学力というものもそこまで変わりません。英語の外部試験利用も、私大ではここ何年もなくてはならないものになっています。
来年の春に向けて、まず勉強して学力を上げていくのが、この春で行なっていくことになっていくでしょう。
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[2020-04-30]