与野本町校 からのお知らせ:
言い訳をしないこと
10月も半ばを過ぎ、受験生にとっての残り時間もだいぶ少なくなってきましたね。 そんな受験生に向けて。 勉強をしないことについて言い訳をしていませんか? 宿題や期日までに提出の課題が出せない場合に、いろいろな言い訳を聞いてきました。 「どこをやればいいのかわからなかった。」 「少しはやったけど、わからない問題が多かった。」 「宿題のプリントをなくした。」 「家に(学校に)忘れてきた。」 ここで言いたいのは出来ない言い訳ではなく、潔く「やらなかった。眠かった。」と言う生徒ほど、合格率が高いということです。 このタイプの生徒は、勉強をしなかった(サボった)自分をきちんと認識できているのですね。 勉強なんて誰も好き好んでやりたいものではないですから、 「出来ればサボってしまいたい。」 そう思う、行動してしまう弱い自分も、自分の一部であることを自覚している。 弱い自分と向き合って、どうにかコントロールして、うまく付き合っていこうとしている。 「やらなかった。」とは「自分は弱いです。」と公言していることに等しい。 弱さを自覚している人間ほど、私は強い人間だと思います。 ところが、言い訳の多いタイプは、弱い自分を自覚せずに、正当化しようとします。 だから、自分を正しく見せる理由が必要なのですよね。 まず、勉強が嫌い、やりたくない…という自分を自覚してほしい思います。 やりたくない気持ちを認めると、かなり楽になりますから。 そして、弱さを自覚している子ほど物事を素直に受け入れられます。 同じ授業を受けていて、素直に聞く子とそうでない子ではどちらが結果を出せるかは言うまでもないですよね。 だから必然的に合格率という形で差が表れるのですよ。
[2010-10-19]