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【第6回北辰テスト】数学の評論・解説

 <総評>

大問4問題.大問1と2は小問集合、3は二次関数、4は合同と三角形。

去年より問題数自体は少なくなっている。小問が少し複雑になっており、応用問題が簡単になっているため全体的な難易度も下がっている。平均点は、去年の52.9点より下がると考えられる。今回学校選択問題の難関20高校を受ける生徒は全部解説を読み理解までつなげること。

 

<各問のポイント>

1.

(11)がやや難。

(10)(11)は後回しでも良い。

(1)から(8)までの基本の問題は押さえておきたい.

(10)最頻値、中央値、平均値の順で絞り込む。言葉の定義も覚えておくこと

(11)問題文の日本語をいかに丁寧に読むかがポイント。実際難しいことは言っていない。 100a+b=98a+2a+b=98a+7n=7(14a+n)の変換が難しい

 

2.

(4)がやや難.

(4)(5)は後回しでも良い。

(1)樹形図で対応する。

(2)半径ABの円を書く→点Bを通る垂直線→交点と点Bの垂直二等分線でも正解。

(4)五角形ABCFEの面積が65から、四角形ABCDの面積は90なので、△DEFの面積が25であることを見つけるのがポイント。傾き1/2で立式を立てると、ED:DF=2:1となる。

(5)xは「家を出た時刻から始業時間までの時間」であるのでx=13を応えてしまわないように。そもそも家から学校まで13mであることは非常に少ない。

 

3.二次関数

中3の範囲。

どちらも基本問題なので、押さえておきたい。

 

4.三角形、合同

全て中2の範囲。

(2)が難しい。(3)は非常に難しく、正答率は非常に低いと(5%以下ではないかと)予想される。一方で(1)は基本的な合同証明だったので、ここまで手を付けたかった。7点問題であるので、減点されても得点になりやすい。

(2)補助線EDが必要な問題。補助線は書きやすいが、CG:GE=6:7を利用するのが難しい。

(3)BCHに合同な図形を無理やり作るために線分HDへ頂点Cから補助線を引く。補助線の本数が1本だけだが、思いつくのは難しい。その合同な三角形をつくると真ん中に正三角形ができる。この北辰でもっとも難しい問題であった。

[2016-11-06]

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