与野本町校 からのお知らせ:
量質転化
皆さん、こんにちは。
個別指導塾ノーバス与野本町校の高木です。
学年末テストまで、あとひと月となってまいりました。
皆さんはテスト勉強そろそろ始めてくださいね。
近隣中学校の勉強会を実施しております。興味のある方はこちらをごらんください。http://saitama.nohvas-juku.com/yonohonmachi/info/info-621.php
さて今日は、基礎基本の勉強量についてお話します。
完全一対一の個別指導をおこなっておりますと、なかなか授業数は確保出来ません。(実際いくらやっても足りないのですが…)
そこで宿題や課題を出して行き、復習をしてもらうことが多いです。計算など、基本的な問題中心になります。一度どこかでやったような問題を繰り返し繰り返し…嫌になりますよね…
「これはできるので、もっと応用問題を教えてください」と言われることも。先生もそうしたいです。しかし、平均点もしくは、平均点に足らないくらいの生徒は確実に基礎基本と呼ばれる所が出来ていません。
また、自習室で「この問題を教えてください」と言われる場合は、問題文をよく読んでない場合を除くと(これが一番多いです)、その単元の基礎と言われる基本的なルールが「身についてない」事がほとんどです。「わかってない」訳ではないですが、「身についてない」のです。
そして、この範囲は中々定着するものではありません。応用問題は基礎基本が出来てないと意味がわかりません。九九と一緒である程度は量をこなさないと高校生くらいまでは勉強が定着しません。
簡単に言えば、量をこなしていけば、それに伴い質も自然と向上していきます。時間をかけて基礎基本を仕上げると、応用問題もできるようになります。
特に公立高校入試やセンター試験では基礎基本で7割できるようになっています。これを「質量転化」と言います。
まずは、その範囲の基礎問題を一通り解いてみましょう。そうすると要領がつかめてきてすぐ応用問題も解けるようになりますよ。
高木
[2017-02-07]